寝ている時に足がつって大変、その原因は
寝てる時に足がつって痛くて目が覚めた・・・そんな経験ありませんか?
僕も過去にありました。気持ちよく寝てたのに突然強制的に目を覚まされ(しかも3時とか4時とか微妙な時間に・・・)、しかもその後すぐにはなかなか寝付けない。すっきり眠れないまま朝になっていた・・・なんていう事が高校生の時とかにありました。
先日いらっしゃったTさんも「寝ている間によく足がつってきつい」とおっしゃっていました。
足がつるのは腓腹筋とよばれる筋肉のケースが多いのですが、そもそも足がつる原因は
- 水分不足
- ミネラル不足
- 冷え
- 筋肉疲労
などの理由があります。
僕も高校生の時に部活を激しくやっていて、夜寝ていた時に足がつった事があります。完全に筋肉疲労でした。でも、「筋肉の疲労といっても、そんなにメチャクチャ運動とかしてないよ」と思われる方も多いのではないでしょうか?
実は、大して運動していなくても筋肉に負担がかかるケースがあります。
足の軸に注目していきます
上の写真と下の写真は施術前と施術後です。ちょっとわかりにくいけとは思いますが、足の軸を見てみると
下の方がなんとなくまっすぐな感じがしますよね。
施術前は足の軸が斜めになっているのがわかるでしょうか。
足の軸が斜めになっているために、ふくらはぎの外側に大きな負担がかかってしまっています。
こちらは施術後ですが、足の軸が施術前よりまっすぐになっているのがわかるかと思います。
並べるとよりわかりやすいかと思います。ちょっと脚も細く見えますね。
左が施術前で、右が施術後です。なんとなく右側の方がまっすぐですね。
(↑左が施術前ですが、ふくらはぎのラインが湾曲しているのがわかりますね)
足のねじれなどで脚の外側に体重がかかり、外側の筋肉だけ筋肉疲労を起こしやすくなっていたのです。
それを、まっすぐにしてあげるとふくらはぎの筋肉全体で支える形になるので、まんべんなく筋肉を使えて負担が減ります。
もっとわかりやすいのがこちら。こちらはそのお客様の靴の底です。
右側の足がつる、とおっしゃっていたのですが、
靴のかかとの外側(両方)が減っているのがわかりますよね。かかとの外側に体重がかかるクセがあると、靴がこうやって外側から減っていきます。
しかも、この写真ではどちら側(右の靴か左の靴か)が減っているかわかりにくいですが、下から覗くと・・・
右側の靴の方が減っていて、クッション部分が見えそうになっているのがわかります。このお客様は右側の足がつるとおっしゃっていましたが、右側の方に普段から体重をかけているために右側の足が負担が大きかったんですね。
でも、これを見ると左側も決して良い状態とは言えないのがわかります。(ちなみにもちろん両足施術しました)ご自分の靴をチェックしてみて、外側が減っているようなら要注意ですよ!
足首を柔らかくするには普段から足首を動かしたり、ふくらはぎのストレッチをやった方がいいです。
ただし、あまりに固くなってからの期間が長かったり、足首のケガ(捻挫・打撲・骨折などを過去にした事がある)などの場合、筋肉だけでなくその周辺の靭帯なども固くなっているケースも多いです。
その場合などは今回のように固くなっている部分を直接施術した方が早いです。もしそういった事でお悩みであればお気軽にご相談くださいね。
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