鈴鹿8耐に参加してきました(整体サポート)
鈴鹿8時間耐久ロードレースにエスパルスドリームレーシングのサポートで参加してきました。
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8月3日(木)と6日(日)の2日間行ってきました。
3日は予選(4日)の前日ということもあり、比較的穏やかな空気でした。とはいえ、世界的なライダー3人を施術するのはやはり最初は緊張します。ですが、施術していき、痛みがなくなったり動きが良くなるのを実感してくれると、ライダーの表情がどんどん明るくなっていきます。「very good!」と言ってくれたり、痛みが取れてびっくりした表情で握手を求められたりするとこちらも気持ちが楽になるし、信頼関係も出てきました。嬉しいし楽しい(笑)
その後も、ライダー以外にもチームクルーで「手が痛い」「ぎっくり腰になった」「頭痛がする」など、次々とリクエストが出てきます。全てが終わり、鈴鹿から出発したのが夜の11時30分(笑)帰宅は午前3時でした。
帰宅して次の日に、ジョシュ・ウォータース選手が離脱決定。予選で他車に突っ込まれ、腕を骨折してしまったとの事。
そして迎えた決勝当日。
ジョシュ選手は腕を吊っていました。明るく振る舞っていましたが、内心は悔しいはずです。
ジョシュ選手が走れないため、決勝はマーセル・シュロッター選手と渥美心選手の2人で8時間を走る事になりました。2人で走るのは結構大変です。1回の走行を1時間くらい走り交代しますが、少し休んだと思ったらすぐにまた次の準備をしないといけません。
そして決勝レーススタート!!
序盤からジリジリと順位を上げていき、2時間くらい経ったところで3位に浮上!そのまま4時間くらいまでは3位をキープし続けます。「目標の表彰台が掴める位置にいる・・・!」とみんなが思い始めたところで、フロントフェンダーが外れてしまうトラブルが発生。その対応に手間取ってしまい、順位をかなり下げてしまいます。
途中雨も降ってきて、その対応も大変だったようです。
僕はと言えば、ライダーが走行を終えて、次の走行までに少しでもいい状態になるように施術をしていきました。これがめちゃくちゃ大変。
1時間ほどで交代するのですが、体を冷やしたり、栄養補給をしたり、次の走行に向けて着替えてピットにいる事などを考えると、施術時間は25分くらいしかありません。しかも「肩が痛い」「腕が張る」「股関節が痛い」「首がきつい」など、毎回戻って来る度に気になる箇所が変わります。筋肉を緩めすぎても力が出なくなります。
筋肉の疲労や痛みや張りは取りながら、力は入るように施術をします。まさに全集中。1回でもめちゃくちゃきついのに、それが7回(笑)最後の施術が終わった後は何も考えられませんでしたw
レースの最終的な結果は9位(後日2位のチームが規定違反があり失格になって繰り上げで8位になりました)。表彰台を目指していただけに、終わった後はみんな悔しそうな表情でした。
僕も現状でのベストは尽くしましたが、「来年はもっと役に立つようになりたい」と強く思いました。世界グランプリなどで走るライダーの施術をできた事はいい経験になりましたが、自分の中では改善点や反省点もたくさん出てきたので、もっともっと勉強して、技術を上げていきます。
そしてお客様へももちろんフィードバックしていきます。まだまだレベル上げていきます!
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