朝起きると腰が痛い

お客様から「朝起きると腰が痛いんですけど、何でですかね？」と相談を受けました。話を聞いてみると

・前日の夜まではなんともない

・寝てから朝起きると起き上がるのに腰が痛い

・起きてから少し歩いたり、時間が経ってくると痛みがなくなってくる

・それを毎日繰り返す

という状況。

 

この相談、実は結構よくあります。当てはまる人も多いのではないでしょうか。

朝に腰が痛い理由としては

・反り腰

・布団やマットレスがダメになっている

の2つが大きな要因となっています。

 

反り腰の状態で仰向けに寝ると、腰の下に手が「スポッ」と入る人がいます。そういう場合は反り腰になっている可能性があります。その状況でダメになっている布団に寝ると、腰を痛めやすいです。

長年使っている布団やマットレスは一部分だけ凹んでいます。それが、寝ている時に体重を一番支える腰の部分。ただでさえ反り腰なのに、真ん中が凹んでいる布団やマットレスに寝たら、腰がかなり落ち込みます。それが長時間続くと、腰が痛くなってしまいます。

「寝ると腰が痛い」という方はまずは布団やマットレスが原因になっていないか調べましょう。調べ方は簡単です。「古くなった布団やマットレスで寝なければいい」んです。

・畳の部屋があれば、畳の上に薄い布団を引いて何日か寝てみる

・畳の部屋がなければ、フローリングや床に1枚キャンプ用などの薄いクッションシートなどを引き、その上に薄めの布団を敷いて何日か寝てみる

 

それで腰痛が緩和されるようなら、それまで使っていた布団やマットレスが腰痛の原因となります。過去にもそれで「朝起きたときの腰痛が出なくなった」というお客さんが何人かいらっしゃいました。

原因がわかったらそのまま畳やクッションシートの上で寝るか（笑）、布団やマットレスを買い替えましょう。天翔整体では布団等の販売は一切していないので、市販の西川などの商品がおすすめです。

できるだけ均等に体重を支えてくれるものがいいです。こちらを読んでいただくとわかりやすいかも。個人的には高いものを長く使うよりも、少し安めでもいいので何年かで交換するのが良いと思っています。

「布団やマットレスを交換しても、まだ腰が痛むよ」という方は腰だけでなく、体の他の部分にも問題がある場合があるので、お気軽に電話やラインでご相談くださいね。