骨折後のリハビリが進まず、可動域が減少して焦っている

ここのところ来て頂いているSさんは、骨折後のリハビリでいらっしゃいました。バイクで転倒して鎖骨と肩甲骨を骨折。

手術をしてリハビリを開始したものの

・肩が痛い

・思ったほど可動域が変化しない

・力が全然入らない

・先生に「リハビリは3ヶ月が勝負ですよ！」と言われ、焦りがあった

などの事から インターネットで調べて天翔整体に来院してくれました。

最初は肩をあげるどころか、腕すらもほとんど上げられない状態でした。肩が動いていないので、服を脱いだり着たりするだけでも大変な作業になっていたんですね。僕も経験あるからわかりますが、肩が動かないと服を着る動作が痛くて痛くて・・・。以前僕が肩を骨折した時は、Tシャツを着るのに5分くらいかかりました。そのくらい、動くのが大変なんです。

で、Sさんも同じ境遇でした。Ｓさんは骨折自体は初めてだったので、「骨折するとこんなに動かなくなるのか」と軽くショック状態にもなっていました。そこは７回骨折している大ベテランの僕が（笑）、「骨折するとこうなる」という体験談を話し、少し安心してもらいました。

具体的に話した事は

・骨折した後なぜ固くなるのか

・3ヶ月を過ぎても可動域は問題なく回復する

・過去に施術して可動域が回復した実例

・僕の過去のリハビリ話し

などです。

そして実際に施術に入りました。僕の施術はグイグイ揉むわけでも、ボキボキするわけでもありません。ですので、当初Sさんは「これで良くなるのかな・・・？」と不安そうな表情でした。しかし、時間が経つにつれ、肩や腕が今まで動かなかった範囲まで動くようになるのを見ると、Sさんの表情が少しずつ和らいでいくのがわかりました。

その後５回ほど来院。まだ完全ではありませんが、かなり可動域が回復してきました。当初は腕を水平まで持ち上げる事は出来ませんでした。しかし今はもうちょっとで腕が耳につくぐらいまで上がるように。

 

心理的にもどんどん安心の方向へ向かっているのでしょう。表情もさらに和らいでいきます。僕もそうだったからわかりますが、骨折後に可動域が回復しないと本当に精神的に余裕が無くなるんですよね・・・。

 

まだもうちょっと回数はかかりそうですが、このままいけば肩や腕の動きは元に戻るでしょう。その時のSさんの表情が今から楽しみです。

骨折後の可動域の減少でお悩みの方は、ご相談くださいね。お力になれるかもしれませんよ。