足の甲が痛い、それも定期的に痛くなるのはなんで?
先日来てくれたNさんは、奥さんの紹介で来てくれました。Nさんの奥さんは数年前から時々来てくれます。
来院の理由は「足の甲が急に痛くなった」との事でした。それも数時間前に急に痛くなり、足をつけないほどになってしまったとの事でした。
実際に来院されたNさんは、足をつくたびに顔をしかめるくらい痛がっていました。運動していて痛めたとか、つまづいたとかの理由もなく、痛みの原因がわからない状態だったんですね。
僕もなぜそういう状態になったのか、原因の特定ができなかったです。
しかし、いろいろ話をすると
・過去に捻挫をした事がある
・今回ほどではないがたまに足の甲が痛くなる時がある
という話が出てきました。
それで「足首の筋肉が固くなっていて、それが原因でたまに痛みが発生するのではないか」と考えました。
ならば、と足首の周辺の筋肉を緩めていくと・・・
最初は足をつくのがおそるおそるだったのが、だんだん体重をかけても痛くなくなってきたんです。
最終的には全く痛みが無くなりました。「次の日仕事で走り回らなくちゃいけなくて、心配してたんですけど、これなら大丈夫そうです!(^O^)」と満面の笑みで帰っていかれました。
過去に捻挫をしたり、骨折をしていたりすると、その後遺症が大なり小なり残っています。その痕が、数年、数十年経ってから痛みとして出てくるケースがあります。
今回は突然痛みが出できたように感じました。ですが、その元となるダメージが潜んでいたんですね。
定期的に痛みが出てくる方は、そういった過去の怪我の影響が残っている可能性が高いです。
逆に言うと、その根本的な部分が解消できれば、今後悩まなくても大丈夫になります。今回のケースの場合、根本的な部分までできたかどうかは正直わかりません。
ですが、Nさんは「痛くなる前よりもよっぽど足首の動きが柔らかい」と言ってくれました。そこまでいけば痛みがまた出る可能性は少ないはずです。
定期的に痛みが出てくる事でお悩みの方は、根本的なところから見直していきませんか?
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