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足を骨折した後、何もないところでつっかかりやすくなった・・・なんで?

2018年01月11日 カテゴリ:
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バイク関係で知り合いのSさんから、連絡をもらい、「施術して欲しい」と頼まれました。「昔バイクで転倒して足を折ってから、何も無いところでつっかかるようになった。それをなんとかならないかなぁ?」という施術依頼です。


実は、電話の段階でなんとなく原因について想像がついていました。僕も、骨折した事が過去に7回あるので(←なんの自慢にもならないですがw)、骨折後の状況について想像しやすいんですね(笑)


その原因とは、「骨折した事で、筋肉が固くなっている事」でした。骨折した時、当然ながら骨が折れている事に意識がいってしまいます。ですが、その時、折れている骨の周りの筋肉や靭帯もダメージを受けているんですね。でも、骨を最優先に考えてしまう(もちろん当然なのですが)。


ダメージを受けた筋肉や靭帯は、実は回復段階で固さが残ってしまいます。結果的に、足の骨折が治っても、筋肉や靭帯に固さが残ってしまいます。それを防ぐためのリハビリなのですが、なかなか全部の筋肉や靭帯の固さを取るまではいかないのが実情です。


Sさんの場合、つま先を持ち上げるための筋肉である、前脛骨筋、長母指伸筋、長指伸筋という筋肉が固くなっていました。歩いている時に人間は無意識につま先を持ち上げています。でも、ここが固くなっていた事でつま先をあげる動作が遅くなったり、上がりきってなかったりしてしまうんですね。


その結果、ちょっと疲れてきたり、油断をした時などにつま先が地面に引っかかってしまっていたんです。


その筋肉を施術した後、しばらくしてSさんに会った時の事。「その後、つま先は引っかかりますか?」と聞くと、「へ?」という表情(笑)。ちょっとしてから「ああ、そういえば施術してもらってから地面に引っかかる事が無くなったから、すっかりその事忘れてたよ」との返事(・∀・)


「そうだそうだ、そうだったよねー!」と全く気にして無いようでしたw


骨折後、なんか以前と違うなぁ、と感じている方は、骨折の影響が残っているのかもしれませんよ。