足底筋膜炎で足を着くのも痛い・・・その意外な原因とは
今日いらっしゃったMさんは、何年か前から時々来てくれています。今回のお悩みは、「足の裏が痛い」ということ。いわゆる「足底筋膜炎」というものです。
3ヶ月ほど前から時々、足の裏が痛み出しました。
1週間ほど前からは朝起きた時に足を着く時に激痛が走るほどに。足の裏を触ると痛みがあり、足を地面につけるのが怖いほどになっていました。
施術をするために確認してみると、確かに足の裏が固くなっている。押すとかなりの痛みがあるようで、Mさんの顔が歪みます。
Mさん自身で、お風呂の中などで揉んでも全く痛みは引かない状況。
さてさて、こういう場合、経験上足の裏を揉んでもほぼ良くなりません。むしろ痛くなったりするなど、悪化する事もあるので注意する必要があります。
天翔整体では、そもそも、なんで足の裏の筋膜に負担がかかったかを考えていきます。
今回の場合だと、足の軸のズレが影響してました。写真がないので伝わりにくいですが、足の軸のズレがあり、それが足底筋膜に変な負担をかけていました。
もっと言うと、その足の軸のズレは、過去の足首の捻挫の影響が残っていました。僕が足を見た時に、「ここ、過去に捻挫してますよね」と指を指すと、「確かにそこ、捻挫した事あります」とMさんは答えました。
意外に知られていないのですが、捻挫をした跡は残っています。見るとだいたい捻挫をした場所はわかります。
その捻挫の跡が影響していたので、それを1つ1つ緩めていきました。
ちょっと施術してMさんに立ってもらうと、「あれ?足をついた時に痛くない!」
「それどころか、むしろ右足(痛めた方)の方が、左足より軽い!」と驚いていました。「何回か来る事は覚悟してたのに・・・」と目を白黒させていました(笑)
足底筋膜炎になっていてなかなか治らない人は、足の軸のズレが影響しているかもしれませんよ。
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