膝の内側の痛み(靭帯の損傷)をなんとかしたい
今日来て頂いたH君は小学生のサッカー部員。先週の水曜日に足を変な風についてしまい、膝の内側の靭帯を痛めてしまいました。
近くの治療院に通っていたものの、痛みがなかなか引かない事から心配になったお母さんがネットで調べて来院してくれました。今日のサッカーの試合にはテーピングを巻いて出たものの、かなりの痛みがあったというH君。来てくれた時も「歩くのは問題ないけど、足の内側に体重をかけたりすると痛い。ジャンプも怖くてできない」という状況。
最初に足首から施術したのですが、足に捻挫の跡が。「これ、過去に捻挫してますよね」と聞くと、「はい、右足捻挫してます」との返事。足首の捻挫によって足のバランスが悪くなっていたんですね。それが膝に変な負担のかけ方をしていたのでしょう。足首を施術した段階で、膝の痛みはかなり減っていました。
その後、膝を施術していきました。その段階で痛みは無くなり、爪先立ちをしたり、ジャンプしても「痛くないよ!むしろ反対側の足の方が固く感じる!」とはしゃぐH君(笑)
その横で、何が起こったのか理解できないような表情でびっくりしているH君のお母さん(笑)「え?え?だって、さっき結構痛そうにしてたのに、なんで今ので痛みが無くなるんですか?」と事態が飲み込めない様子でした(・∀・)
順をおって施術の説明をしました。それでも何をされたのかよくわからないという表情のお母さん。その後は「固く感じる」という反対側の足の施術をしました。施術が終わる頃には「来る前よりも両方の足が軽い!(^O^)」と喜んでくれてるH君の姿が。
お母さんは「お兄ちゃんがいるのでお兄ちゃんも今度連れて来ます!」喜びの表情。H君も礼儀正しく「ありがとうございました!(^O^)」と大きな声で帰りの挨拶をしてくれました!
膝の痛みは外側、内側に関わらず膝だけの問題ではない事が多いです。膝だけ見てしまうとまた膝を痛めたり、さらには他の部分まで痛めてしまう原因になります。また再発して悔しい思いをしないためにも、しっかりと原因から施術していった方がいいですよ。
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