脊柱間狭窄症で手術しようかどうしようか迷っている
今日来てくれたMさんは脊柱間狭窄症でいらっしゃいました。1か月前、朝起きた時に腰に激痛が走りました。そこから約1か月経ちましたが、痛みが緩和する気配がありません。病院に行っても、「あまり痛みが引かないようなら手術した方がいいかもしれません」と言われてまい、精神的にもショックを受けてしまいました。
それもそのはず、わずか1年前にヘルニアで手術をしたばかりだったからです。その時は約1か月入院して、動きも制限されてしまいました。
今回、当院にいらっしゃったのは「できれば手術をしないで痛みを無くしたい」という思いからでした。
その気持ち、すごくわかります!僕も過去に手術を5回ほどしていますが、「とにかく痛い!」のです。麻酔をかけている間は痛みがないのですが、麻酔が切れた後が痛いのです。今回のように腰の手術となれば痛いのはもちろん、思うように動けない時間が出てしまいます(おそらく1か月ほど)。できれば手術、したくないですよね。
今回のMさんの場合、腰の様子を見ると背骨の反り返りが強かったです。それを写真で撮って見てもらうと、「確かにそうですね」と納得した様子。「背骨のきつい反り返りを緩めてあげれば、手術しなくてもいいかもしれませんね」と話をして、施術をしていきました。
施術をしていく中で、時々痛みの出る場所を確認していってもらいましたが、時間が経つにつれてだんだんと痛みのある場所が減ってきた様子。施術が終わり帰る頃には、来る前にはおっかなびっくりでやっていた、「しゃがむ」「前屈する」などの動作への不安が減っていたんですね。
「なんだか軽く歩ける感じがする!」と喜んでくれました。ただ、正直なところ一回の施術ではまだまだ痛みが残ると思います。明日になればまた痛みが出る可能性もあります。でも、何度か施術をしていけば「手術はいらないのではないかなー」という感触はありました。本当に手術を回避できるかは、正直まだわかりません。でも、手術に対しての不安は痛いほど伝わってきました。僕も手術経験があるから余計にそれを感じるのかもしれません。
「できれば、手術は避けたい」というMさん。僕も手術はできれば避けて欲しい(特にヘルニアや脊柱間狭窄など)と思います。なんとか不安が無くなるといいなー!手術を避けられれば良いなー!と思いながら施術をしました。
以前の自分ではできなかった事も、少しずつできるようになってきています。まだまだ勉強が足りない部分もありますが、お客様の不安をとるお手伝いができるようになってきている自分にも手ごたえを感じ始めてもいます。
もし、不安に思っている事があれば、遠慮なくご相談くださいね。ひょっとしたら、力になれるかもしれません。
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