すぐに捻挫や怪我をしてしまうのはなんで？

先日来てくれたT君は、捻挫をして2週間ほど経った状態でした。サッカーの強豪校に所属しているT君は、捻挫をした事を仲の良い選手（Ｋ君）に話したところ、「天翔整体に行けば、捻挫なんか3日で治してくれるぞ」と言われたそうです（確かにＫ君が来た時は捻挫してから3日で試合に出れる状態に戻したのですが）。

T君自体は県内の高校の寮に入っていますが、出身を聞くと「神奈川」との事。その日はお母さんも一緒に来てくれていたので、「まさか・・・」と聞くと、お母さんは「そうです、神奈川から来ました」と答えてくれました。これは気合いが入ります(笑)

状態を聞くと本人曰く、「少しは痛みが引いてきたけど、まだ痛い」との事。施術しようと足を触ると、足首がカチコチになっていました。「え、これじゃあ怪我とかしやすくない？捻挫の跡がたくさんあるんだけど」と聞くと、「正直、怪我ばっかりでこの1年あんまり練習できてない（練習に合流できない）んです」という答えが返ってきました。

「ああ・・・やっぱりね・・・」と言うと、「捻挫の跡とかわかるんですか？」という質問が返ってきました。答えは「もちろん」。

捻挫の跡はしっかり施術しないと残ります。

その部分が動かなくなり、次の捻挫や怪我を誘発しやすくなってしまいます。足首の動きが固くなれば、踏ん張る時にもバランスを取りにくくなります。そうなると急なターンをしたい時やダッシュしたい時などで、ワンテンポ遅れてしまうんですね。

車やバイクで例えるならば、動きが悪いサスペンションで、速く走ろうとするとどうしても不安が残るのと一緒です（バイクや車が好きではない方、例えがわかりにくいかもしれません、すみません）

さてさて、T君の捻挫ですが、施術をしていくとどんどん痛みが引いてきました。来た時は足に体重をかけるだけで痛かったのが、飛び跳ねても大丈夫なくらいになりました(^^)

横で見ていたお母さんも「え、そんなに飛び跳ねても大丈夫なの？」という感じで見ていましたが、本人はかなり喜んでいる様子。

足首の固さの話もしたので、足首が柔らかくなるようにも施術していきました。すると、「足首がこんなに柔らかくなるなんて！」とこれまた喜んでくれた様子でした。足首が柔らかくなれば、今までよりはずっと怪我をしにくくなるんですね。

帰る時には「また来ます！」と勢いよく出て行きました(笑)

僕が中学の時、捻挫で部活をやれない時がありました。普段は「部活だるいなー、休みたいなー」とか思っているのですが、いざ3週間も何もできないと、それはそれで苦痛でした。なんというか、頭は元気なのに何もできない無力感や、自分だけ取り残されているような感じになってしまったんですね。同級生や後輩とかから「いーなー、休めて」とか言われると、「休みたくて休んでるわけじゃねーよ！」と心の中で思いました。

これは怪我をした人でないと経験できないのですが、できればこんな期間は少ない方がいいです。

幸いにも、僕は整体の先生に恵まれたお陰で、捻挫や怪我しやすくなっている状態から早く復帰させる事が出来るようになってきました。

もし、同じように悩んでいる方がいたら、是非ともご相談ください。電話やラインでの相談もできますので（ただし施術中などは折り返しかけさせて頂く場合があります）、お気軽にご連絡くださいね。