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バレーのスパイクを高い位置で打ちたい(スポーツ整体)

2016年12月15日 カテゴリ:
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バレーボールで打点を高くしたい



先日いらっしゃったお客様は、とあるママさんバレーのチームに所属していました。話しを聞くとこちらのチーム、かなり熱血らしく練習頻度も練習の質もかなりのもの。その中で練習中にコーチから言われるのが、「肘の位置を高くしなさい」と言う事。


 


スパイクを打つ時に肘の位置が下がっているために、スパイクの打点(打てる位置)が低くなってしまっていたんですね。


 


バレーで打点を高くできるかどうかは相手のブロックに阻まれるかどうかにも影響しますし、高いところから打てれば角度をつけられるので相手も取りにくくなります。 10センチ高い位置で打てるようになるだけで全然違うんですよね。


 


 


当然こちらのお客様はバレー経験者(中学や高校でやってた)なので高い位置で打つ事はわかっているし、目の前で打つフォームを見せてもらってもスパイクのフォームは結構綺麗なんです。


 




ただ、本人はコーチに注意されてしまうし、もっと向上したい」という思いから肘を意識してスパイクを打とうとするのですが、いざ打とうとするとどうしても肘の位置が上がらずスパイクの打点を高く取れないという相談を受けました。


 




姿勢を見させて頂くと、いわゆる巻き肩になっていました。


 


 




↑肩が内側に入っている


 


 


巻き肩だと、まっすぐ腕を上げる事が難しくなる

 




そうすると、手をゆっくりあげる時などはちゃんと上にあげられるのですが、その動作を早くすれば早くするほど(スパイクを打つ時のように瞬間的にやろうとすると)ちょっとした肩の開きやすさが影響して、肘を上にあげにくくなります。




さらに、強く打とうとすればするほど、動かしやすい方向に腕を動かしてしまうので、上ではなく肘を開くような動きをしてしまいます。




こういう状態になってしまうと強くスパイクを打てないだけではなく、肘への動き方に無理な力が加わりやすく肘を痛めやすくなってしまいます。




巻き肩になってしまうのは背中側の筋肉が固くなっているのはもちろん、大胸筋や小胸筋など、胸側の筋肉の緊張と、三角筋や上腕二頭筋などの肩周りの筋肉の緊張が強くなりそれが鎖骨と肩甲骨の動きを悪くしているケースが多いです。


 




もちろん肩や首の筋肉にも大きく影響するので、肩こりや首のこりなどにもつながってきます(実際、こちらのお客様は肩こりや首のこりが強かったです)


 


 


症状がある場合、その部分と全体を見ること、両方が大事

 




腕をまっすぐあげられないと言っても、肩だけ見ればいいわけではありません(もちろん、ピンポイントで悪いところを施術しないといけない事もあります)大事なのは全体と部分、両方を見る事です。




もし、あなたがスポーツをやっていてやりたいと思っている動きがあり、その練習をずっとしているにも関わらずその動きが出来ないのであれば身体の歪みや動きが悪くなっているところがあるのかもしれませんよ。